No.450 Hakone 8 views
Ancient Highway-Hakone Tozan bus K line
No.450 箱根八景
裏道街道-箱根登山バス K系統旧街道経由
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八景シリーズ No.440~
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一人で歩きたいところを歩き、心に止まったものを心にピントを合わせて撮る。
複数で喋って笑い楽しむひと時では、出会えないものばかりだ。
反面、複数で喋って笑い楽しむひと時でしか味わえないものもある事は、一人が好きであっても十分知っている。
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子供の頃の記憶で鮮明に残っているものの一つに、耳掻きがある。
耳掻き中に母が誤って僕の耳の中に耳掻きを落としてから一切他人には耳掻きをさせなかったので、ゴロゴロと音がしたりしない限り耳掻きをしなかったのだが、逆に習慣化していないせいで、物凄い大きな耳カスが取れて気持ちがいいのだ。ちょっと耳の中にこんな大きな物が入っていたなんてと感動するくらいの物も取れたりして、思わず標本として取っておこうかしらと思った事さえあった。大きな耳カスが取れた時の快感は今でもはっきりと覚えている。
半年ほど前、何気に耳掻きをしたら、何やら耳の奥地に大きな物体の気配がある。それも左右にだ。感じからするとかなり大きい。
大物だ。
僕は独りごちた。
耳掻きを慣れた手付きで巧みに使い、色々な角度から攻めて耳カスを耳から剥がそうとする。しかし、どうも奴は奥側に大きいらしく、耳掻きで触る上部は多少動くのだが、それを押さえつけて引っ張り出しても取れない。これはなかなか手強い。あの手この手で攻め込んでみたけれども全くびくともせず、とうとう耳が痛くなり始めたのでこの時はそれでやめた。
それからというもの、ふと考えるのは両耳の巨大な耳カスの事であった。あれ以来、ある程度の時間が経つと耳の中が痒くなり、その痒くなる原因はあの巨大耳カスであろうと思い、その度に果敢に戦いに挑んだ。しかし、毎回駄目である。終いには会社にも耳掻きを買って常備し、それでも飽き足らず、通勤カバンの中に入れて耳掻きをEDC(Every Day Carry=毎日持ち歩くもの)するほどになったのだった。
どうにかして耳カスを取りたい僕は、ネットで色々と検索しているうち、Youtubeで耳カスを取る動画を見つけた。超小型のカメラと耳掻きを耳の中にいれて、詰まっている耳カスを取るというものだ。
特大の耳カスを仕留めるその動画は、他人の耳カスなので、決して心地よい絵面ではないけれども、「ズポッ」と大きな耳カスが取れた瞬間、得も言えぬ快感を感じた。そう、子供の頃のあの感覚だ。
これだ。
僕は思った。
今の時代だ、耳掻きにカメラが付いているもの位あるだろうと、某密林を検索すると一発でヒット。しかも千円以下だ。迷うことなく「注文を確定」した。
果たして翌日、そのカメラ付き耳掻きは僕の手元に届いた。
興奮を抑えきれず、包装のビニールをむしり取り、すぐさま耳掻きをiPhoneにペアリングして戦いを挑んだ。
手前の細かい耳カスには目もくれず、恐る恐るではあるがしかし確実に、僕は耳掻きを奥に進めた。解像度は素晴らしく、カメラ付き耳掻きは僕の耳の中をキレイにスマホへ映し出してくれた。
そして最終目的地に到着した。
カメラに映し出されたのは、何ヶ月分もの耳垢が固まった巨大な耳カス
……ではなく、鈍く白く光る鼓膜であった。
いやそんな馬鹿な。
僕は思わず口走った。
僕は慌てて耳掻きを逆の耳に入れ直した。そしてたどり着いたのはやはり鼓膜であった。
いやいやそんなはずはない。
僕は試しに恐る恐る鼓膜に耳掻きを当ててみた。物凄い激痛が走るかと身を縮めたその刹那、感触はいつものあの巨大耳カスの感触と同じだった。
ああ、なんてことだ。僕は鼓膜を耳カスと勘違いしてこの半年グリグリやってきたのか。でも良かった、鼓膜を破る前に気づけて。
この記憶は僕の心に鮮明に残るであろう。
こうやって人は成長していくのか。
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僕の夢は国語の教師になることだった。
しかし、僕の能力の事情で大学に行くことは出来ず、高卒で建設業に就くことになった。
今でこそそこそこの役職に就いているが、やはり教師になる夢は捨てきれなかったのだろう、先日、入社◯年目までの社員に対しての研修会で講師をする役を仰せつかった。僕的にも自動車教習所の運転教官時代を除いて、初めての講師の立場だったので思いっきり緊張して、手足が震えていだが(受講生たちにそれがバレていないのを祈る次第だ)やっぱり、僕は人を導く立場になりたかったんだなと、改めて確認した。それぐらい楽しかった。
僕から見れば受講者は僕の子どもたちのような年代である。どうしても対応が優しくなってしまう。人材育成部の人々も、コンプライアンスの観点なのか、僕らの経験したそれと比べてだいぶやさしくなっていると思う。
でもね。
やはり現実は厳しいということを、ちゃんと教えたほうがいいと思う。綺麗事では済まないことを、理想と現実は違うことを。
ただ、それで若い人が厭世的になってしまうのも間違��だと思う。
過保護ではなく、そして虐待でもないという中庸を狙うというのはしかし、子の成長としてはどうなのだろうと思う次第である。
酒を呑みながら書いたので後半は支離滅裂なのであることを御免いただければと思う候である。
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2023年 八景シリーズBest5
あっ、年越しちゃった。年末に片付けようと総集編に手を付けたが、期日迫るものの片付け、コミケが想像以上の盛況、さらに同人誌の通信販売の整備。印刷所が止まって増刷待ちのタイミングで、ようやく着手した。
今年は42作品だが、ここ最近は忙しかったり創作活動の模索を始めて月に1作品がやっとといったところ。正直続けるか悩んでいるが、SNSでの発信や写真選択の自由度を考えると潰すのも惜しかったりします。
さて存続の葛藤はこの辺にして、昨年のランキングを発表します。個人的にインパクトがあったり、反響があり多くのリアクションがあった作品を紹介します。
第5位 No.439
湘南八景 細道通り抜け-京急バス 鎌40 小坪線
(3/11投稿)
電車に飽きた? いえいえそんなことはないです。ただより身近なテーマを追い求めて、バスにも手を付けてみました。
まず最初に選んだ鎌40小坪線は、乗ったことあるバスの中で、インパクトがあった路線だったからです。鎌倉付近は大通りを抜けたらすぐ行き違いが大変そうな道路。さらに一方通行の道路のため、上下線で走行ルートが異なる。一方通行が戻ったと思ったら、また行き違いが大変そうな道路。そんな狭いに狭いを重ねる運転手泣かせの路線に魅力を感じていた。
電車では味わえない魅力、そのおもしろさを記録したいとはじめてみた。
第4位 No.433
浪漫八景 乗った思い出-小田急ロマンスカー LSE
(2/12投稿)
今年から現像ソフトのサブスクをはじめてみた。はじめは方向性が変わるとゴニョゴニョ言っていたが、次第に発色の良さや現像のしやすさに気が付き、今ではなくてはならないほど。
最近も乗って思い出つくりをしているが、どうもここまでインパクトのあるものがつくれないと思ったり。もう少し時期をずらさないと味が出ないのですかね。
そんな現像ソフトで昔の画像をブラッシュアップしてみようと始めたのが、小田急ロマンスカーLSEの写真だった。当時はこの車両の写真で競い合っていたこともあり、オリジナルを求めた画作りを行っていた。伝えたいことはっきりしてなかったが、組み直して、よりわかりやすくしたい。そんな現像だけでなく伝える目的にもブラッシュアップしてみた。
第3位 No.449
葛飾八景 昭和-京成3600形(ファイヤーオレンジ塗装)
(7/29投稿)
2022年後半から京成にお世話になっていた。旧成田空港駅の東成田や京成千葉線と気になるところを訪れたが、未だに撮れていない車両がいた。それが題材となったリバイバルカラーの3600形。この勢いで行こうかと、訪れたのがきっかけだった。
あちこちがいい雰囲気で、どこから撮ろうかと悩んでいた。その中でお気に入りだったのが、高砂から一つ隣のお花茶屋駅だ。今回都区にエリアを限定したが、ほどよく古く、どこか身近な駅に思えた。誰も撮らないけど、そんな発見を伝えられたのではないだろうか。
第2位 No.428
多摩八景 最後-東急8500系8637F
(2/4投稿)
あれだけいた車両が、もう地元を走っていない。電車を待っているときは実感がないけど、こうして写真を見返すとふいに喪失感が漂ってくる。
写真集「東急8500系」メロンブックスなどで好評発売中
そんな8500系の日々を写真集にして発売した。コミケでも評判で見本誌を読んだら大半が即購入、写真撮っている知り合いからは写真チョイスが絶妙と褒めていただいた。
ただ最後の一年を写真集に詰め込むことが難しく、このシリーズのほうがより細かくかつ様々な視点から捉えているかと。中でも「No.428 多摩八景 最後-東急8500系8637F」が印象深い。オタクたちの盛り上がりは写真を撮っている以上避けられず見てきたが、普段使いの人に視点を当ててみるといつもと変わらない光景。そんな非日常が見える裏に眠る日常を題材としたが、あれから1年経つんですね。
第1位 No.450
箱根八景 裏道街道-箱根登山バス K系統旧街道経由
(8/26投稿)
仕事の疲れを癒そうか。そう思ってふと湯治目的に乗ったバスだったが、これが意外とおもしろかった。家に帰ってすぐ調べたら、奥に行けば行くほどおもしろいことがわかり、この箱根を走るバスを題材にした。
箱根登山バスK系統旧街道経由は、箱根駅伝で選手達が走るメインの東海道とは違う。箱根湯本から東海道を分岐する旧道を通るルートで、芦ノ湖辺りで再び東海道と合流する。ただメインルートではないため、車線は途中からバス同士のすれ違いが出来なかったりと運転手泣かせなところだったり。旧街道と言われるだけあって、箱根寄木細工を売りとした宿場町畑宿、今も茶屋として営んでいる甘酒茶屋といった、かつてここを多くの人が行き交って痕跡を通っていく。
変わらない道がここ箱根にある、そんなことを伝えたく作品にした。その日本の文化が伝わったのか、2023年一番のリアクション数を記録した。
いかがでしょうか。忙しいと言い訳したいですが、暇な時間にここに投稿する作品をつくらず遊んでいるので何ともいえませんが。
ただ今後も作品を投稿して、他の人が記録しないような当たり前だけど見たことがない景色。そんなのを提供出来たらなと思っている。
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日本離れした広大なヒシカバー帯に突撃してきました。
というか、河川のポイントは台風7号の影響で浮き草の多くが消失していたのもあって、陸っぱりはまあまあ厳しかったです。
でも伊庭内湖は今年も見渡す限りのヒシの絨毯。ここを全部撃ちしても時間の無駄なので、ヒシカバーとショアラインの2mくらいの間やポケットに狙いを定めて反応をみます。
が、なかなか気配を感じられない…
琵琶湖の雷魚は一般的によく言うフロッグへの「付き」が無いまま、何の前触れもなく突然喰ってくる行動パターンがよくあります。
魚食性が強いからなのか理由はよくわかりませんが、特に雷魚のテリトリー意識が薄くなる夏から秋にかけてはそんな出方に焦ってしまってモノにできないことが多々ありました。
この日の朝も最後に一発そんな唐突なアタックがあったもののミスバイト。よく見て食べてよ!
結局、オープンエリアのスピナーベイトでバスx1で終了。うーん、今年もNo雷魚になってしまうのか?
9月にもう1、2回チャンスがあるけど、どこに行こうかな。
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